某雑誌や某サイトにおいて、サングラスのレンズは年月が経つと紫外線カット効果が無くなるという記事を検証してみます。
テスト商品
①50年前のサングラス
・50年前はUVカットというよりサングラスは眩しさを防ぐのが目的でした。
②20年前のサングラス
・まだ紫外線というより眩しさ避けとやっとコントラストレンズ登場の時期で
UV400というより380nmまでカットしていれば問題ありませんでした。
・計測器 どの位紫外線をカットするかを測る機械です
①50年前のサングラス
1、レイバン
その頃の最高峰サングラス「レイバン」
アウトドア―ズマンG-15ガラスレンズ
紫外線は380nmまでカットされています。
2、山本光学 スポルディング レイバンにインスパイアされたモデル
プラスチックレンズです
同じく紫外線は380nmまでカットされています。
①の結果
50年経ってもレンズのUVカット効果は変化ないです。
380nmまでカットしているので現在でも紫外線カットレンズと言えます。
②20年前のサングラス
1、BRIKOスティンガー トラマカラープラスチックレンズ
紫外線は400nmまでカットされています。
②の結果
20年経ってもレンズのUVカット効果は変化ないです。
総合結果
20年~50年では紫外線カット効果は問題ないので、数年でダメになるという事はフェイク記事ですね。
ましてやレンズは消耗品で寿命もあるので、それより先に光学性能などを心配した方が良いです。